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年金の歴史

国の制度として存在する公的年金は古代ローマからあったと言われています。傷痍軍人や戦没者の遺族、退役した人の生活保障の為の年金だったようです。

日本における年金は、1875年に軍人恩給としてスタートしました。明治時代の初期に徴兵制が導入され、1884年からは、文官に対しても適用されたようです。

その後、1939年になり海上労働者向けに船員保険が出来たのが、民間の給与所得者を対象とした公的年金のはじまりでした。

そして、1942年には陸上労働者向けとして、労働者年金保険ができ、1961年になってから自営業者向けの国民年金がスタートすることになり、この時点から国民皆年金になりました。

1986年には、二階建てと言われる現行の年金制度になり、専業主婦も強制加入の対象になりました。その後、1991年には、20歳以上の学生も強制加入の対象に。そして、2004年になり、“マクロ経済スライド制”が導入されました。
 
 
日本において、年金制度ができてから、何度も改訂が行われ、1961年の改訂では“国民皆年金”と言われるまで社会保障が充実してきたということが言えます。

しかし、一方で平均寿命が延びてきたことなどの影響で、改訂ごとに受給年齢が引き上げられ、近く70歳になるであろうと言われている程です。
また、受給額の減額や、年金保険料の引き上げにより、改訂ごとに国民の負担が増加し続けているのが現状です。

現在、年金問題が社会現象のように大きくなっている為、今後も随時、改訂されていくと思われますが、現時点で既に決定されているものもあります。

その一つが保険料です。国民年金保険料は、2005年4月から毎年280円ずつ引き上げ、2017年度には月額16,900円に固定され、厚生年金保険料は、2004年10月から保険料率を毎年0.354%引き上げ、2017年9月から18.3%に固定されることになっています。

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